出前一丁といえば、日本人にとって馴染みのインスタントラーメンですよね。なんと、それが香港でも出前一丁を知らない人はいない程大人気なんです。
しかも、日本では1種類しかありませんが、香港では色んな種類の出前一丁が販売されています。
この前香港に行った時に香港限定の出前一丁を14種類買って来たので、食べ比べをしてランキングを作ってみました。
Contents
種類
香港ではお馴染みのスーパーマーケット、wellcomeに行きました。これは北角(ノースポイント)店です。
この棚全部がインスタントラーメンです。

出前一丁がありました。数えたら14種類もありました。
No.1 東京醬油豬骨湯味(東京醤油豚骨スープ)

乾麺に粉末スープ、醤油豚骨スープが入っています。

これは美味しかったです。醤油のスープが濃厚でコクがあり、麺にもよく合っています。
No.2 北海道味噌豬骨湯味(北海道みそ豚骨スープ)

乾麺に粉末スープ、味噌だれが付いています。
ピリ辛です
これは美味しかったです。味噌だれが入ることでスープにコクが出て、またピリ辛の感じが食欲をそそってくれました。
No.3 雞蓉味(チキン)

乾麺に粉末スープ、ラー油が入っています。

スープはチキン味ということですが、塩ラーメンの味がしました。ラー油との相性も良く、またこの乾麺にもあうスープでとても美味しかったです。
No.4 黑蒜油豬骨湯(黒ニンニク豚骨スープ)

乾麺と粉末スープ、黒にんにく油が入っています。

スープは普通の豚骨スープですが、黒にんにく油が入るとスープにコクが出てとても美味しかったです。
No.5 香辣麻油味(スパイシーゴマ油)

乾麺に粉末スープ、ラー油が入っています。

普通の出前一丁の辛い版です。確かに辛いですが、それが出前一丁の味を引き立てていてこれも美味しかったです。
火辣海鮮味(辛味シーフード)

乾麺に粉末スープ、辛みの調味油が入っています。

スープは辛いです。海鮮味のスープは薄味ですが、その薄さが辛みの調味油と上手く調和していて美味しかったです。
九州濃湯豬骨湯味(九州濃厚豚骨スープ)

乾麺と粉末スープ、調味油が入っています。
ゴマの豚骨の香りが食欲をそそります。
スープはあっさりしていますが、豚骨の味がしっかりしてます。
日本で売っているインスタントの豚骨ラーメンの味でした。普通に美味しかったです。
麻油(ゴマ)
これは日本でも販売しているベーシックな出前一丁ですが、日本からの輸入ではなく、香港製造となっています。
乾麺と粉末スープにラー油が入っています。
作り方も日本と同じです。

普通に美味しかったですが、日本で販売されているのと同じ味でした。
辛辣XO醬海鮮味(スパイシーシーフード)

乾麺に粉末スープ、XO醬が入っています。
XO醬が入っているのでピリ辛です。
スープはシーフードの味ですが、薄味でXO醬の辛だけが残る印象です。
極辛豬骨濃湯味(激辛豚骨スープ)

乾麺に粉末スープ、激辛オイルが入っています。

豚骨スープと言うことですが、スープが薄くて辛さだけが残る感じです。辛いのが好きな方には良いかもしれません。
海鮮味(シーフード)

乾麺に粉末スープが入っています。

スープは海鮮の出汁が美味しいのですが、薄味なので物足りない感じでした。
五香牛肉味(牛肉スープ)

乾麺に粉末スープ、五香の調味油が入っています。

まず五香の香りがすごいです。スープは牛肉というより、濃い目のコンソメスープの味です。食べていたら香港の下町を思い出しました。これがもっとも香港らしい出前一丁ではないでしょうか。
微辛咖喱味(カレー)

乾麺に粉末スープが入っています。

カレースープが薄くて物足りなかったです。正直、イマイチでした。
沙嗲味(サテー)

乾麺に粉末スープ、調味油が入っています。

サテーは香港ではお馴染みの調味料でが、スパイシーな濃い目のコンソメスープの味です。香港の下町の香りがするので、お土産には良いかもしれません。
値段
このスーパーでは、1個が4.4香港ドルで10個買うと29.9香港ドルです。
1香港ドル14円で計算すると、1個61.6円で10個418.6円です。安いですよね。
その他

出前一丁のカップ麺にも色んな種類があります。
これは麺が棒状になっています。

これは旧正月前に見かけました。香港人はどれだけ出前一丁が好きなのでしょうか!?
まとめ
ちなみに、出前一丁のキャラクターは香港では清仔(チンチャイ)と呼ばれています。
香港土産に何を買うか迷ったら・・・下手なものを買うより香港限定の出前一丁をお土産にした方が珍しがられて会話が弾むこと間違いなしです。