仕事や旅行などで日本から中国に行かれる方も多いと思いますが、中国における日本人旅行者の一番の悩みといえば、中国ではLINEやGoogleが使えないということではないでしょうか。
多くの日本人にとってLINEやG-mailは家族や友人とコミュニケーションを取るのに欠かせないツールになっていますし、1日でも使えないと本当に不便な思いをします。
Contents
中国ではLINEやGoogleが使えない
それは、金盾やGreat Firewall(グレートファイヤーウォール)と呼ばれるインターネット規制により、中国国内からLINEやGoogleのサービスに接続できないからです。
中国には上に対策あれば下に対策ありという言い方があるようで、中国の友人はVPNサービスを使用しているようです。
私も中国で有料のVPNサービスを使いましたが、重かったり不安定で使い物にならなかったことを覚えています。
そんな時に見つけたのがChina Unicom(中国聯通香港)のSIMカードです。
China Unicom(中国聯通香港)のSIMカードとは
中国聯通(China Unicom)は中国の通信会社ですが、China Unicom(中国聯通香港)のSIMカードを使うと、香港を経由してのローミング接続となり、LINEやGoogleが使えるようになるという訳です。
China UnicomのSIMカードにはいくつか種類がありますが、ここでは中国本土と香港で使えるデータ通信専用SIMカードをご紹介したいと思います。
China Unicom SIMカード 使い方

Amazonでは日本語版と広東語+英語版が販売されています。画像の物は広東語+英語版ですが、Amazonで購入した時、日本語で書かれた説明書が同封されていました。
SIMカードはnanoサイズにも対応しています。手で簡単にカットできます。
SIMカードをスマホにセットし、APNを3gnetにしてデータローミングをONにするだけで開通するので、あえて日本の説明書は必要ないかと思います。
開通すると、英語と広東語で開通しましたというメッセージがSMSで受信されます。
有効期限は8日間で2GBまで、4Gの高速通信が可能です。実際に上海や広州、深センで使用しましたが、なんら遜色なく使えました。
通信は2GBを超えると128kbpsに制限されますが、128kbpsは使い物にならないので、実質的には2GBまでと考えて良いかと思います。
テザリングにも対応しているので、SIMフリーのスマホがなくてモバイルルーターを使えば大丈夫です。
また、カードそのものにも有効期限があるので、気になる方は購入前に販売者に問い合わせすることをお勧めします。
China Unicom チャージ方法

こちらのサイトからチャージできます。VISAとmastercardが使用できます。
100香港ドルで2GBのチャージとなり、期限は8日間です。
また、チャージする時はバーコードの上にある数字とPUK番号が必要になるので、このカードと台紙は捨てないで取っておいた方が良いと思います。
China Unicom SIMカード 購入方法
私はこのSIMカードをいつもAmazonで購入しています。値段はだいたい1,200円ほどで安定しています。
中国に行く前に、あらかじめ日本でこのSIMカードを購入することをお勧めしたいです。
飛行機の機内で、スマホを機内モードにしている時にこのSIMカードをスマホにセットすれば、中国に着いて機内モードを解除すればすぐにLINEやGoogleを使えるからです。
まとめ
香港空港から中国の広州や深センに行かれる方は、香港でも中国でも両方で使用できるこのSIMカードは大変重宝するのはないでしょうか。
私も何度もリピートしています。
海外でも日本と同じようにネットが使えるというのは、本当に快適です。仕事や旅行などで中国に行かれる方は、このSIMカードを使って国内にいるときと同じようにLINEやGoogleをお使いいただいて、中国の旅を楽しんでいただければ幸いです。